「肉汁餃子のダンダダン浅草橋店」のグランドメニュー・究極の餃子定食に舌鼓を打つ!!

今回お邪魔したのは「肉汁餃子のダンダダン浅草橋店」

人気マンガ作品「ダンダダン」の作中に登場するなど、近ごろさらに注目を集める同店が贈る、「究極の餃子定食」を食レポします!

場所は浅草橋駅高架下
アットホーム感満載な餃子店

浅草橋の美味しい食べ物屋さんを求めて東奔西走。そんな我々「浅草橋を歩く。」編集部が今回お邪魔したお店はこちら。

「肉汁餃子のダンダダン浅草橋店」さんです。

実は、グランドメニューの〝究極の餃子定食〟が美味であると、餃子に一家言を持つライターさんからタレコミがあったのです。とはいえ、編集部も負けず劣らずの餃子好き。そう安々と美味しい判定はできません。……そう思いながら暖簾を潜った我々は、その十数分後、究極の名が伊達ではないことを思い知らされました。

さっそく紹介に移りたいところですが空腹は最大の調味料とも言います。ここではまず、「肉汁餃子のダンダダン」が一体どのようなお店なのか紹介しましょう。

もしかすると、皆さんも一度はその名を街角で見かけたことがあるのではないでしょうか。
「肉汁餃子のダンダダン」の第一号店が開店したのは2011年調布でのこと。

「餃子でお客様を笑顔にしたい!」という思いのもと、研究を重ねて生み出された肉汁滴る極上餃子にリピーターが続出。日本各地に店舗を増やしています。

浅草橋店がオープンしたのは2020年10月。駅高架下にあるので、仕事帰りに一杯やるのにも最適なお店です。

店内の雰囲気はこんな感じ。

「街に永く愛される、粋で鯔背な店づくり」という理念のもとにデザインされた、まるで昔から浅草橋の地にあったようなアットホームな空間ですね。ちなみに「肉汁餃子のダンダダン」ではお店ごとに、その土地の特徴を表した壁画が独自に描かれています。

たとえば、浅草のかっぱ橋店には河童、仙台のお店には当地の英雄・伊達政宗などなど。餃子を楽しむことに加えて、各店ごとに意匠を凝らした壁画を観賞するために系列店を食べ歩きする方も多いとか。ネタバレ厳禁というわけではありませんが、浅草橋の壁画については敢えて伏せておきましょう。気になる方は是非とも、ご来店あれ!

ダンダダンという名前の由来とは?
さらに同名マンガとの夢のコラボが実現!

皆さんの中には、ダンダダンというユニークな店名に関心を持たれる方もいるでしょう。……餃子が焼き上がるまでまだ時間があります。解説しましょう。

この店名はずばり、テンポを重視して名付けられたもの。「ホップ! ステップ! ジャンプ!」といった具合の小気味良い名前、確かに一度聞いたら忘れないですよね。少しでも多くのお客様に肉汁餃子に興味を持ってもらい、その味を堪能してほしいという強い思いが伝わって来ます。

最近ではマンガ・アニメ作品を通じて、肉汁餃子に興味を持ちお店に通ってくれるお客様も。その筆頭がお店と同名の人気マンガ作品『ダンダダン』です。幽霊や宇超人が登場するオカルティック怪奇バトルマンガで、累計発行部数は800万部超え(2024年12月時点)。そんな人気作の176話~179話に「肉汁餃子のダンダダン」が登場するのです。店名が結んだ素敵なご縁ですね。

川越店には『ダンダダン』作者の龍幸伸先生が取材で来店。現在同店には先生のサインが飾ってあるそうです!

そのほか、取材時には人気TVアニメ『忘却バッテリー』とコラボ企画(※現在は終了)を実施。過去にも『新テニスの王子様』『ブルーロック』とコラボしています。次はもしかするとあなたの好きなマンガ・アニメ作品とコラボするかも?

餃子も副菜も絶品!
これが究極の餃子定食だ!!

さあ厨房の方から美味しい匂いが漂って来ましたよ。いよいよ待ちに待った究極の餃子定食の登場です!

ダン、ダ、ダーン!!

いかがでしょうか。こちらが巷の餃子好きのハートを鷲掴みにする極上定食の全貌です。

空腹がピークに達していたこともあって、「いただきます!」を言うのも忘れて、思わず餃子に箸が伸びます。

……び、美味!! 咀嚼した瞬間、口の中に溢れんばかりに広がる肉汁。「美味しい!」と言葉にしようとしたとき、口から肉汁がこぼれそうになり大慌て。なるほど店内に「肉汁注意」という文言が記されている理由がわかりました。こんなに味わい深い肉汁をこぼしてしまうとは何ともったいないことか!

タネも言わずもがな絶品なのです。野菜と肉の旨味が織りなす絶妙なハーモニー。一方でニンニクは控えめ。いやはや口臭の心配をしないで、昼間からこのクオリティーの餃子が楽しめるとは……。至福!

ちなみに、究極の餃子定食の販売が開始されたのは2024年4月1日。「肉汁餃子の美味しさをもっと知ってもらいたい!」との思いから生み出されました。さらに、究極の餃子定食に併せて今まで販売していたほかの複数の定食をなくしたと言うのだから、まさにダンダダンの叡智の結晶と言うべきメニューなわけです。そのため副菜も考え抜かれています。順番に堪能して行きましょう。

こちらは鶏出汁ワンタンスープ。味覚に優しく、ワンタンのもちもち食感がたまらない!

個人的には春雨サラダ(紫蘇風味)はかなりヒット。ほのかな酸味がクセになる!

とりあえず餃子とご飯を食べてから、ワンタンスープと春雨サラダで口内をリセットするのがベターな食べ方です。

国産温泉玉子はそのまま食べても、ご飯にかけても良し。筆者はそのまま食べました。口でとろける玉子もさることながら、ちょこんと乗った山椒唐辛子が良いエッセンスを加えているのです。

そのほかにも、浅漬けとしば漬けの2種類からなる山くらげ、練りタラコなどご飯が進むアイテムも。ちなみに練たらこは餃子に少し付けて食べてみても美味しかったです。

餃子定食と聞くと、どうしても餃子オンリーなイメージがありますよね。

「肉汁餃子のダンダダン」の究極の餃子定食は、副菜が名わき役ぶりを発揮。ただでさえ絶品の餃子をさらに美味しく食べるために工夫が施されているわけですね。そして、気になるお値段はこのボリューム感と満足感で1000円。これは確かに究極だ!

ちなみに、究極の餃子定食の美味しい食べ方は「肉汁餃子のダンダダン」のホームページ内でも紹介されているので、こちらも併せてご覧ください!

『究極の餃子定食』販売開始!

 

次は夜飲み取材を敢行?
美味しいそうなメニューは
まだまだ盛りだくさん!!

以上、今回は「肉汁餃子のダンダダン」の究極の餃子定食に舌鼓を打って来ました。

肉汁という名の幸福感が溢れ出す餃子と、それを一層引き立てる副菜は一度食べればリピート確実。浅草橋で働く皆さま、今度のお昼休憩は是非とも「肉汁餃子のダンダダン浅草橋店」にお越しくださいませ。

……一方で我々編集部にはひとつ心残りが。それはお昼に取材したため、餃子と一緒にビールが飲めなかったこと。

「餃子とビールは文化です。」という看板が掲げられている通り、ダンダダンの餃子はビールとの相性もバツグンなのです。

さらにほかにも気になるメニュー(個人的には取材中、餃子アイスというメニューに熱視線を送っていました)がちらほら。もしかするとちかいうち、「肉汁餃子のダンダダン 夜飲み編」の取材が実現するかも知れません。続報を待たれよ!

※店舗によっては実施していない場合もあるのでご注意ください。

「肉汁餃子のダンダダン」HP

肉汁餃子のダンダダン 浅草橋店
住所:東京都台東区浅草橋1-18-2
営業時間:(月曜~金曜)11:45~15:00、16:00~0:00 (土曜、日曜、祝日)11:45~0:00
定休日:なし

文/及川(古書みつけ日替わり店主のひとり)
写真/伊勢新九朗