30年以上続いたビジネスホテルを全面改装して生まれた「DDD HOTEL」。
ミニマルなデザインをコンセプトにしており「本当に必要なものを、必要な分だけ、最高の品質で」という宿泊体験を提供しています。
このホテル、基本的には部屋にテレビやデスクが設置されていません。(特定の部屋を除く)
そんなDDD HOTELのトリプルルームに子ども二人を連れて宿泊体験!
ポイントは以下の通りです。「子どものリアルな反応」と「旅先での親の目線」でレポートできればと思います!
はじめに書いておきますが、子どもたちは「テレビがなくていいから、また泊まりたい!」と熱望していました・・・!
参加者:大人1名、子ども2名(小学校 低・中学年)
▼ポイント!
- テレビがなくても大丈夫?
- ミニマルなデザインってファミリーにも受け入れられるの?
- 夕食と朝食ってどうするの?
上野・浅草エリアで遊ぼう!
浅草橋駅西口から徒歩5分の場所にあるDDD HOTEL。
浅草橋駅は、ファミリー向け観光スポットへのアクセスがとっても便利なのをご存知でしたか?
子連れの場合、移動時間が長いと連れて行くのが大変ですよね・・・。
電車で10分圏内に、浅草エリアや東京スカイツリー、その間をつなぐミズマチ、上野動物園がある上野エリアに、観光スポット化した東京駅など、各方面へのアクセスが便利なんです。
週末旅行にサクッと旅をしたい時なんかにも便利だと思います!
浅草橋から15分圏内にある観光スポットまとめ!東京観光に最適なエリアです。DDD HOTELへチェックイン!
ビルに入るとお洒落マンションのロビーかのような雰囲気・・・!
このホテルは、入口から世界観が徹底されていますね。まさににミニマル(minimal:最小限)といった感じでしょうか。
最小限とはいえ、消毒用スプレーは完備していますのでご安心ください。
フロントがある2階は、横に長いので簡易図でご紹介します!
このフロアーは、宿泊者とカフェ利用者が出入り可能になっていてエレベーターから左側はソファースペース、右側に進むとフロントとカフェの受付、その先にカフェスペースとなっていました。
カフェについては、宿泊者の朝食をはじめ一般のお客さんも入ることができます。今回は、朝食で利用したので後半でご紹介しますね。
宿泊者情報など確認しチェックイン完了。
この日は、9階のトリプルルームへ!
ベッドが楽しいトリプルルーム!
ミニマルなトリプルルームがこちら。
部屋に入った瞬間に、子どもたちから歓喜の声が・・・!「テレビがないホテルなんて、つまらないじゃん・・・。」と言われていたので「子どもにはミニマルなんて通じないよな・・・」と思っていましたが、本当に一安心です。
「テレビなんていらないからまた泊まりたい!」と思ったポイントは以下のようです。
- 部屋に秘密基地感がある
- ベッドが自分の部屋みたいに使える
- 真ん中に何もないスペースがあるから、荷物が広げやすい
- 電源とライトが各ベッドヘッドについている
逆に、気になったポイントは以下の通り。
- テーブルがないから、お菓子が食べられない(ベッドでは食べさせていない)
- テーブルがない分、枕の横またはベッドヘッドに荷物置きが欲しい
とのことでした!今回、この部屋では子ども同士、子どもと私の会話も多くテレビを見ているよりも有意義な時間が過ごせたような気がします!
2段ベッドの上は、すでに子どもの城に。
上でも光が入る高さまで窓があるのはポイント高いですね!2段ベッドは、いい意味で秘密基地感はありますが、光が入るだけでこんなにも窮屈感が消えるのか・・・!という発見もありました。
大人でも2段目を楽しめると思います!
1段目は、こんな感じ。光がものすごく入るので気持ちが良かったです!
しいて言えば、180cmくらい身長がある方には少し窮屈かもしれないということですかね。身長が171cmの私が使う分には全く問題ありませんでしたが、もう少しで壁まで届きそう・・・!
左側のベッドも「2段あがるはしご」があるのがポイントですね!これだけで、ベッドの価値が断然変わるそうです・・・!
最終的に私がここで寝たんですが、確かにスマホなど小物を置ける台があると便利だなと思いました。しかしながら、各ベッドにコンセントが2つついているのは親切!
2段ベッドの上からは、隣のベッドが。
左側のベッドからは、2段ベッドの様子を見ることができます。段違いになっているのは意外と良いポイントかもしれませんね。
ちなみに、「FRANCE BED」の最上級マットレスや、京都老舗寝具メーカーによる羽毛布団、コットン100%の高番手糸を使用した肌ざわりの良いシーツなど、寝具類はこのホテルのために開発されたものを使用するというこだわりようです!
水まわりもチェックしておきましょう!
ヘア&ボディケアは、敏感な肌や髪にも安心して使用できる確かな安全性と、リッチな使用感の両立を目指し開発されたものを使用。
また、タオルは世界各国のラグジュアリーホテルで採用されるフランスの老舗ラグジュアリーリネンブランド「Descamps」のタオルを用意するなど、ミニマルな中に上質なアイテムを取り揃えているのが特徴ですね!
子どもたちにはあまり関係ないかもしれませんが、こういった「ちょっと贅沢なアイテム」っていうのはホテルに泊まらないと体験できないので嬉しいポイントでもあるんですよねぇ。
大人も特別感を楽しみましょう。
冷蔵庫(水が人数分入っています!)、セキュリティボックス、クローゼットも完備!
着心地のよい素材やパターンを追求したというオリジナルルームウェアは着心地良かったですね。
寝るときの着替えをもって行かないだけで、荷物が軽くなるので嬉しいポイントです!
また、スリッパがふわふわ。
部屋に入った瞬間はそのシンプルさに驚きましたが、実は細かい部分にまで配慮がなされているというDDD HOTELのミニマルスタイル。
子連れじゃなくてもお勧めしたいです!
夕食は、たいこ茶屋!
浅草橋は飲み屋のイメージが強いと思いますが、子連れでも歓迎してくれるお店も実は多いです。
今回は、まぐらの解体ショーやじゃんけん大会などを開催している「たいこ茶屋」に行ってきました!毎週水、金、土の19時と20時半にイベントを開催しているので、子連れでもまだ耐えられる時間だと思いますし、魚好きなのであれば本当にお勧め!
この日の料理で子どもたちにお気に入りを聞いたところ「特大海老の刺身」「サーモン刺」「くじらベーコン」でした。
実は、マグロが有名なお店なんですが、子どもたちが赤身が苦手という・・・!
魚好きなお子さんであればきっと楽しめると思いますし、スタッフが優しい!若大将のキャラクターは子どもたちの印象に残ったようです。笑
【必読!】刺身を食べたかったらここ!ほぼ毎日マグロの解体ショーが見れる「たいこ茶屋」で刺身を堪能する朝食は「Café&Bar abno」で美味しいパンを。
abnoは、デンマークの「coffee collective」、オーストラリアの「single O」などのスペシャルティコーヒーを、バリスタが一杯ずつ丁寧に淹れてくれるお店です。日本でも数少ない珍しいコーヒーが飲めますよ!
また、コーヒーにペアリングされた少し変わったフードやデザートも楽しめるそうです。
宿泊者ではなくても利用可なので、浅草橋を歩く編集部ではabnoを改めて取材するそうです!
さて、朝食をお願いすると前日にチケットをくれるので、カウンターで提示します。
この日の朝食は「オープンサンド」「サラダ」「パン」「ヨーグルト」「ドリンク」のセットになっていました。
注文したら座席で待ちます。
補足:本来ビュッフェ形式で提供をしているそうですが、2020年7月現在新型コロナウィルス感染症対策の一環で、一時的に「朝食セット」を提供中です。また、通常営業に戻った際にはモーニング利用だけも可能とのことでした!
ちなみに、ホテル宿泊者はカフェ及びバーの利用時にカードキーを提示すると10p%OFFになるとのこと。
ディナー後にちょっと飲みたいなという時にはとってもいいですね!
この席が一番お気に入りだそう。
朝食ですが、子ども用のメニューというものがあるわけではなく、あくまで大人のメニューの中から選ぶ感じなので、好みがある場合には事前に確認しておいた方が良いと思います。
こちらは、私が頼んだ「アボカドと鴨のオープンサンド」と「シナモンロール」です。
思っていた以上に華やかなオープンサンドは、パンをフレンチトースト風にしているのかな?なかなか美味しかったです!
また、ほどよい甘さとシナモンの香りを楽しめる小さなシナモンロールは、デザート代わりに。
個人的に嬉しかったポイントは、サラダがしっかりしていることですね。
子どもたちは「ツナとパプリカのオープンサンド(パプリカ抜き)」と、大絶賛だった「クロワッサン」。
パンはどれも美味しかったので、カフェメニューにも期待が高まります!
まとめ
週末旅行に是非どうぞ。
▼大人目線のポイント
- 駅からも近いし、子どもを連れてい行きやすい観光スポットが近くにもある立地はとってもいい。
- テレビがないことで、部屋で必然的に会話も増え旅を一緒に楽しめる
- 細かい部分に品質の良いアイテムをそろえてくれているので、満足度が高い
- 部屋のデザインなど落ち着きのある雰囲気の方が好きなので、シンプルでミニマルなデザインでも子どもたちの満足度が高かったことに驚いた。
▼子ども目線のポイント(意訳しています)
- テレビがないって先に言われるとテンションが下がるから、先に言わないでほしい。
- トリプルルームはとっても楽しかった。
- シンプルなデザインでもテレビがなくてもいいので、2段ベッドのような部屋で楽しめる仕組みがあるのはとっても良いと思う。
- テレビなくてもいいから、もう1度ここに泊まってみたい
- 朝食にお米は選べますか?
撮影/文:アルク