古き良き下町情緒漂う釜飯&焼き鳥のお店「鳥さき」は浅草橋の民&ビジネスパーソンの憩いの場でした♪

運命に導かれるように邂逅したランチスポット『鳥さき』は、柳橋にひっそりと佇む焼き鳥と釜飯のお店。
「おひとり様でも大丈夫?」「女性は入りにくいかも?」。いえいえ、そんな心配はありません。ノスタルジックな雰囲気に包まれながらいただくランチは、絶品かつ〝うれしいポイント〟満載!

知る人ぞ知る名店のランチを、余すことなくお伝えいたします♪

常に満員御礼!隠れた名店で至福のランチタイムを堪能/柳はし 鳥さき

とある日のお昼。取材と取材の合間に昼食を食べようと街に繰り出した私たちは、ランチ難民になっていました。

お目当てのお店がどこもかしこもコロナの影響で休業している!

しかも、突然のゲリラ豪雨!

「どうしよう⁉︎」と走り回っていると、目線の先に光の灯った赤提灯を発見! そして、お店にたどり着くと〝釜飯と焼き鳥〟の文字が。

するとグルメな編集長のアンテナが反応し、迷うことなく「ここだ!」と突撃しました。

外からは店内の様子がうかがえず少し不安でしたが、店内は和気藹々とした雰囲気。清潔感はありながらも、懐かしさを感じるノスタルジックな空気感が漂っています。

来店時はカウンター数席とテーブル2席が埋まっていて、「ここもアウト⁉︎」と意気消沈しかけたそのとき、お店のお兄さんが「奥空いてますよ!」と声をかけてくれました。

お店の左側へ足を進めると、4人掛けのテーブルが2つ。運よく1テーブルが空いていたため、ようやく腰を下ろすことができました。

私たちが入店したあとも、お店は常にフル回転&満席。常連さんと思しき地元の方やサラリーマン、女性客と、老若男女が次から次へと訪れていました。

ランチメニューは、ほとんどが1,000円以下。お店の鉄板メニューに加え、魅力的な日替わりランチもラインナップされていました。
お店の大将に撮影の許可もいただき、いざオーダー♪ 到着が待ち遠しくてたまりません!

『鳥さき』ランチの〝うれしいポイント〟を3つご紹介♡

〝うれしいポイント〟その1は、小鉢が3品も提供されること。ランチで小鉢が豊富だと、なんだかお得な気分になりますよね♪

その2は、「釜飯」が炊きたてホカホカの状態でやってくること。ちなみに、ランチの釜飯は五目or鶏そぼろの2種類。注文と同時に炊き始めるので、小鉢をつまみながら20分ほどお待ちください♡

この20分という待ち時間がまた絶妙。到着を待ち遠しく思う気持ちが膨れ上がり、破裂寸前! というタイミングでテーブルに運ばれてくるのです。

そして、蓋を開けたときの感動はひとしお。食欲をそそる甘辛い鶏そぼろの香りと、炊きたてご飯特有の甘い香りがふわりと広がりました。

編集長、釜飯を食べ進める手が止まりません!
私も少しお裾分けしてもらい実食。炊きたてのご飯ってこんなにおいしいんだ……と、ため息が漏れました。
鶏そぼろは薄めの味付けで、ごはんの美味しさが際立つ塩加減。とにかく、お米一粒一粒がおいしくてたまりません!

私がオーダーしたのは、日替わりランチの「サンマ開き焼き(小)と和風おろしかつ(小)の定食」。
ここで最後の〝うれしいポイント〟その3。日替わりランチには鳥料理と魚料理、両方が楽しめるセットが用意されているという点です。

取材時には、ほかに「生まぐろ刺身とやきとり2本の定食」もメニューに名を連ねていました。ちょっとずつ色々楽しみたい! という願望を叶えてくれる心配り、ただただありがたい限りです……。

おろしカツも、アツアツサクサク♪ 揚げたて、炊きたてに敵うご馳走はないということを改めて実感しました。

夜メニューも気になる! ディナー来訪の際は予約がベター♪

ランチを食べ終わり、我々はあることに気づきました。
「「焼き鳥を食べていない」」
同店は、釜飯と焼き鳥のお店。ランチメニューにも焼き鳥はあったものの、ほかのメニューに心を奪われ、焼き鳥をオーダーすることをすっかり忘れていたのです。

夜用のメニューを見てみると、バリエーション豊富なつくねやベーコン巻き焼きなど、おいしそうな焼き鳥メニューがずらり。

こちらは、今度のディナーのお楽しみに取っておくことにしました。

釜飯も、ランチよりディナーのほうが種類豊富なようです。
そして、「夜のお食事セット」なる魅惑のお得メニューも発見! ああ、これはディナーに早く行くっきゃない!

お店は昼も夜も混雑するようなので、ディナー来訪の際は、予約することをおすすめします。ランチは回転率が早いので、少し待てばお席に案内してくれますよ♪

美味しい釜飯と焼き鳥が食べたい方は必食!

思いがけず出合ったお店で絶品ランチを食べて、パワーチャージ完了! おすすめランチリストに、新たな一軒が加わりました♪

「炊きたて釜飯が食べたい!」「お魚もお肉も食べたい!」「お昼から焼き鳥を頬張りたい!」

そんな方はぜひ、『鳥さき』に足を運んで見てはいかがでしょうか?

撮影/伊勢 新九朗
取材・文/牧 五百音