取扱商品は4万点!世界的デザイナーやハンドメイド作家に愛されるリボン専門店「COMPO」がいま、アツい!

2年連続で「出没! アド街ック天国」に出演したホットスポット「COMPO」をご存知ですか?

COMPOはリボンやテープなどのアパレル副資材を取り扱う専門店。花嫁DIYやハンドメイドブーム到来の昨今、大注目を集めているお店です。

リボンに興味がある方も、そうでない方も、〝リボンの奥深き世界〟を一度のぞいてみませんか?

品揃えは日本一!? リボンに特化した人気店

今回ご紹介する「COMPO」は、浅草橋駅西口より徒歩約3分の場所にあります。

同店は、リボンをメインに取り扱うアパレル副資材店。長年多くのハンドメイド作家から愛されてきたお店でしたが、近年人気番組「出没! アド街ック天国」にて2度も紹介されたことにより、再度注目を集めている名店です。

「品揃えがすごい!」とは聞いていたものの、店内は想像以上の品数の多さ!

そもそも〝リボン専門店〟自体が珍しい上にこの圧巻の品揃え……正直、お店に入ってからしばらくの間は、きれいに並んだ膨大なリボンを前にポカンとしていました。

どこから、なにから見ていいかわからない……。そんな私たちの救世主となってくれたのが、取材に応じてくれた営業リーダーの津久井さん。津久井さん曰く、来店者の多くがハンドメイドorラッピングのアイテムを求めてやってくるそうです。

「弊社で取り扱っているのは、リボン、コード、テープなど、いわゆる〝細幅織物〟と呼ばれるもの。ラッピングやデコレーションなどに使用するものから、洋服の裏地を強化するためのものなど、幅広いジャンルの細幅織物を取り揃えています。店頭には約1400種類、倉庫には約4万点のアイテムがありますよ」(津久井さん)

よ、4万点!?

私調べによると、実店舗でここまでの種類を扱っているのは国内ではこの「COMPO」だけのようです。

「COMPO」が取り扱っているメイン商品は、福井県あわら市に本社を構える『SHINDO』の製品です。

『SHINDO』は「高品質な服飾副資材を提供したい。」という想いから誕生した繊維企業。企画・開発から製造までを自社工場で一貫生産しており、そのクオリティは世界トップクラスと謳われています。

「『SHINDO』はニューヨークやパリにも支店を構え、世界各国の著名なデザイナーやハンドメイド作家からも支持を集めているブランドです。パリコレにも『SHINDO』の細幅織物がたくさん使用されているんですよ」(津久井さん)

「パリコレでも使用されているアイテムと同様のものを買える」。そのキーワードだけで、なんだか心が躍りませんか?

「COMPO」では、すべてのリボンが1m(一部は10cm単位)〜購入可能。しかも、お店にはプロのアドバイザリースタッフさんが常駐しているので、豊富な在庫の中から、本当に欲しい商品だけを選りすぐってお買い物できるという〝スゴい〟お店なのです。

「2022年『COMPO』は創業30周年を迎えます。浅草橋はハンドメイド作家さんやプレ花嫁さんがたくさんおとずれる場所なので、長年に渡り営業できているのではないかな、と思っています」(津久井さん)

〝なんでも揃う浅草橋〟と称される所以を『COMPO』でも垣間見れたような気がしました。

目移り必至!博物館顔負けのディスプレイ

津久井さんのお話を聞きながら、店内をじっくり鑑賞。

ハンドメイドビギナーの私がまず惹かれたのは、カラー&バリエーションが超豊富なレースのコーナーでした。

「〝花嫁DIY〟ブームなので、多種多様なレースをディスプレイしています。既存のドレスに一手間加えるだけで華やかになりますし、オリジナリティも生まれますよね」(津久井さん)

カウンターの下には、棚には収まりきらなかったリボンの現物付きサンプル本がずらり!

ウエディング、アップリケ、フリンジなど分かりやすくカテゴライズされているので、自分の欲しいものがスムーズに検索できます。

このカタログは、いうなれば〝リボンの標本〟。中央の大きなテーブルには椅子も設置されているので、気兼ねなく、じっくりカタログを眺めることができますよ♪

「リボンは、ほんの少し幅や色が変わるだけで印象がガラリと変わります。お客様それぞれのこだわりがあると思うので、じっくり時間をかけて吟味していただけるとうれしいです」(津久井さん)

とはいえ、リボン初心者である我々取材陣はこの膨大な種類の中からどれをチョイスすればいいか悩みまくり。

そこで、津久井さんのおすすめアイテムを教えてもらいました。

「既存の衣料品をワンランクアップさせたい、という方には、ラメ入りのリボンがおすすめです。このリボンは特殊な技術でラメを織り込んでいるので、輝きが他とは少し違うんです。例えば、シンプルなハットにこのリボンを巻くだけでも、ゴージャスな印象になりますよ」(津久井さん)

写真ではお伝えしきれないのが残念ですが、このラメ入りリボン、本当に美しかったのです! ラメが主張しすぎず、輝き方もとっても上品。プレ花嫁さんからも好評らしく、ドレスのワンポイントに活用する方もいるのだとか。

個人的に気になったのが、この「ブレード」と呼ばれる縁飾り用の平な織紐。ステージ衣装などでよく見かける装飾のひとつですが、こんなにも種類があることを初めて知りました。

ブレードは、アクセサリーなどの小物作りにも使い勝手◎。「ヘアアクセサリーや大ぶりのイヤリングにアレンジしてみるのはどうだろう……」と、ハンドメイド欲がむくむくと湧いてきます。

裏方として活躍するアイテムもたくさん。例えばこの革製の「パイピング」は、服を補強するために使用するものなのだそうです。

一括りに〝リボン〟や〝紐〟といっても、用途はさまざま。なるほど、これはかなり〝奥深き世界〟であることがようやく分かってきました。

私のような〝リボン初心者〟のために、お店にはリボンの使い方カタログも用意されています。この本、とっても便利かつ分かりやすい!

こういった心配りが随所になされているため、初めての訪問する方で気楽に楽しくお買い物することができますよ♪

そして、リボン初心者さんに強く強くおすすめしたいアイテムが、この「カラーリボンコレクション」。

24色×3サイズ展開のオーソドックスなサテンリボンは、使い勝手◎な上にビジュアルもとってもキュート♡ 思わず全種類揃えたくなるマストアイテムです。

蝶々むすびのリボンがたっぷり詰め込まれた「リボンシャワー」は、結婚式やイベントで活躍するアイテム。「人と人が縁を結ぶ」という意味が込められていることから、縁結びの願いを込めてリボンシャワーを盛大に舞いあげるのが近年ブームとなっています。

お店のデコレーションやインテリアにも活用できる優れものなので、ぜひおひとつお買い求めになってはいかがでしょうか♡

ハンドメイド作家さんとのコラボも要チェック♪

同店では、ハンドメイド作家さんや他企業さんとのコラボレーションも積極的に実施しています。
取材時には、レトロでファンタジックなデザインを京都伝統の捺染(※なっせん)(布に色や模様を染め出す製法)技術でプリントした服地を製造するブランド『キキパルフェ』の布や、『SHINDO』と『キキパルフェ』がコラボしたリボンなどが販売されていました(※現在は終了しています)。

リボンをこよなく愛するハンドメイド作家さんが手がけたオリジナルアクセサリーも販売しています。

このアクセサリー、とってもかわいい上に、お値段もプチプライス! ハンドメイドの参考になるようなリボン使いをしているので、こちらもチェック必須です。

本好きの編集長が食いついたのが、「リボンのブックマーク」。こんなにかわいいブックマークをつけていれば、読書の時間がいつもより楽しくなるかもしれませんね♡

また、同店は加工サービスが充実しているのもうれしいポイント。

ほつれを止めるためのヒートカット、先端を留める金属チップ加工など「自分でするのはちょっと難しいな」という作業をリーズナブルな価格で請け負ってくれます。

好きな文字を刻印できる「箔プリント」は、1m〜注文可能の人気サービス。

誕生日プレゼントや記念日の贈答品などにオリジナルのメッセージ入りのリボンを巻けば、プレミア感が増して送り主にも喜ばれそう♡ リボンは、使い方次第で幾通りもの楽しみ方ができるようです。

ハンドメイドするならリボンまでこだわろう!

リボンの魅力を発信し続ける「COMPO」にお邪魔して、私は「リボンはアイデア次第でどんな使い方もできる万能選手である」ということを知りました。

ハンドメイド界に足を踏み入れた身としては、「これからは作品づくりにリボンをどんどん活用しないと!」という、謎のやる気まで生じる始末。〝リボン沼〟、どうやら想像以上に底が深いようです……。

おまけ

『浅草橋FANBOOK』をお店に持参すれば、「リボンの詰め合わせ」がもらえます! まずはこの「詰め合わせ」をゲットして、リボンの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?

まだ購入していない方は、ぜひAmazonへ!クリックする飛べるよー!!撮影/伊勢 新九朗
取材・文/牧 五百音

【COMPO(コンポ)】
住所:東京都台東区浅草橋1-36-5 小林ビル1F
電話:03-5687-2051(代表)
営業時間:10:00~17:00(※営業時間を変更することもあります。お問い合わせいただければ幸いです)
定休日:日曜日

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