カフェでバリスタとも語れる!飲食からプライベートジムまで設備が整った複合ビル「Hotel&CAFE Island Japan」へ

浅草橋に新しく誕生した複合ビル「Hotel & CAFE Island Japan」へ行ってきました。

1階にあるカフェ&バーを起点に、宿泊施設やプライベートジムをはじめ、シャワールームにコインランドリー、個室にリビングスペースなどビル1棟を利用し様々な施設を展開している複合ビルになっています!

「お客様が自由に育てていただく施設にしていきたい!」「友達の家のように利用してほしい!」と話すオーナー。

だからこそ、カフェ&バーのメニューをはじめ施設内も非常にシンプルに構成されています。

来店されたお客様の意見を柔軟に吸収し、オリジナリティのあるお店にカスタマイズしていければと考えているそうなので、美味しいカフェラテを飲みながら朝食メニューの開発なんかもできちゃうかも……!

プレオープンにお邪魔してきましたので、ビル1棟の特徴をレポートしたいと思います!

Island Japan の全フロアをご紹介します!

店内には、カウンター席とテーブル席があります。

JR総武線浅草橋駅から徒歩4分。(都営浅草線A6出口から2分)

大通り沿いにあるお店なので「何か新しいビルがあるな……!」と思っていた方も多いのではないでしょうか。

プレオープン中ながらも、近隣の方々から「カフェラテが美味しい!」という声をいただいているそうで、このエリアで働く皆さんの憩いのカフェ&バーになるかもしれませんね!

1階:海外で活動していたバリスタがいる「カフェ&バー」

このカフェ&バーの最大の特徴は、カフェ大国オーストラリアのシドニーで約7年活動したバリスタがいること。2020年11月に日本に帰国し、Island Japan でその腕を奮っています。

オーストラリアといえば、大手旅行代理店が「オーストラリアのコーヒー文化を楽しもう!」という情報を発信するくらいカフェ文化が根付いている国なんです!

カウンター席で、現地のカフェ文化の話やバリスタとしてのこだわりなどざっくばらんに会話ができてしまうことも、ここの魅力の1つだと思いました。

この日も、取材と言いながらもコーヒー話が楽しすぎて長居してしまいました……!

ラテアートの絵は、お客さんの顔を見て選んでいるそうです!

バリスタと話していて面白かったのが、日本とオーストラリアのコーヒー文化の違いについて。

日本では缶コーヒー文化があり、至る所に自販機が設置されています。また、コーヒーのチェーン店もたくさんあるのが特徴的なんだとか。

逆にオーストラリアは、「自分のお気に入りのお店のコーヒーを飲む」という文化があるそうです。注文時のこだわりも強く、自分だけの1杯を淹れてもらうという感覚に近いんだとか。

(詳細は割愛しますが、ぜひ現地でお話を聞いてみてください!)

また、可能な限り、お客様のお好みの1杯を提供できるように考えているそうで、カフェラテ注文時には「濃いめが良い」「よりミルキーにしてほしい」など、ぜひ細かく相談してほしいとのことでした!

逆に、「そのようなお客さんが増えてくれるとバリスタとしてのやりがいがある!」と話してくれたので、コーヒー好きな方は一度足を運んでみてほしいです!

日本では、カフェラテよりもハンドドリップコーヒーの注文が多いそうです! そこでIsland Japanでは、「バランスの良いスッキリ系」「深い味わいのどっしり系」の2種類のコーヒーを提供しているとのこと。

オリジナルでブレンドしてもらっているそうで、ここだけの1杯を楽しめると思います。

そして、ここでもコーヒー文化のお話が。

カウンター越しに、コーヒー話でひと盛り上がり……!

昔は、上質な苦味を重視したコーヒーが主流。昔ながらの珈琲店では、今でも上質な苦味を楽しめるコーヒーを提供されていることが多いと思います。ここ数年は「スペシャリティコーヒー」というものが加わり、酸味の質(ベリーなどの果物の酸味に近いもの)にこだわったコーヒーが増えています。

近隣エリアのカフェを散策していますが、後者の方が多いイメージがありますね。

とのこと。

オーストラリアと日本の両方で働いていたからこそのお話をききながら、コーヒータイムを楽しむのも一興かと思います。

この日は、浅草橋にあるパン屋「HARU*BOUZ」の食パンを使った小倉トーストも一緒に。

ちなみに、各フロアからは、内線でカフェ&バーに注文可能! これは便利です。

2階:ベッドルーム

「仕事で遅くなっちゃったけどタクシーで帰りたくない……」

そんな方にも気軽に利用してほしいという2階のベッドルーム。

1泊3500円ということで、タクシーで帰るよりもお得な方も多いのではないでしょうか! また、1時間1,500円から利用することも可能なので、休憩がてら利用することも可能だそうです。

ベッドルーム利用者しか入れないようにロックがかけられているので、カフェ&バーのお客さんが自由に出入りできるわけではありません!

ベッド1つずつにハンガーや電源、セキュリティボックスも完備。

ベッドは、2段ベッドが6台あり最大12名まで宿泊可能! 個人で宿泊するのはもちろんですが、友達家族で貸し切ってしまうのも楽しいかもしれませんね。

3階:自由度の高い「個室」

「自分だけの空間を確保できるように」ということで設置した個室フロア。

コワーキングスペースや漫画喫茶、ネットカフェなど色々なアイデアはあったものの、各々が自由に使えるスペースを検討したところ、一番シンプルな「プライベート空間の確保」に落ち着いたそうです。

個室の一例

ここで昼寝をしてもいいし、読みたい小説を持ち込んでもOK。もちろん、パソコン作業をしても問題ありません!

4階:プライベートジム&シャワールーム

なんと、ビルの4階にはトレーニングマシーンが。

部屋貸しになるので、トレーナーを呼んでここでプライベートトレーニングをすることもできますし、仲間内で借りてトレーニングに励むことも可能です。

マシーンについては写真の通りになりますが、お客様からの要望があれば柔軟に対応していきたいとのことです!

料金は、「ジム+シャワー(タオル付き)」で1時間2,000円〜。

2〜3名で借りると、お得感もあって良いですね!

洗濯機&乾燥機

同フロアにあるランドリー&シャワールームも併せてご紹介します!

このスペースは、宿泊者やシャワー付きプラン利用者が使用できるスペースになっています。

女性専用、男女兼用にわかれています。

シャワールームは、更衣室とシャワーを浴びる場所がちゃんとわかれています。もちろんセキュリティーも!

今のところシャワーだけを利用するプランはないようなので、他のプランとのセットになりますが、浅草橋で働いている方なら汗だくで出勤する前にシャワーを浴びることもできますね!

色々な利用シーンが考えられそうです。

5階:リビングルーム

ソファーとテーブルが使用できるリビングルーム。現在は、個々で利用できるようにパーテーションで仕切っています。

貸し切ってしまってイベントスペースとして利用することも可能で、映画観賞会、勉強会などでも利用してほしとのことでした!

もちろん1階のカフェ&バーへ注文も可能なので、美味しいカフェラテを飲みながらお気に入りの映画を見ることもできちゃうんです。

※モニター利用は自由ですが、映像については用意する必要があります(Netflixへの接続は可能)

料金表はこちら

まとめ

「あえてコンセプトを持たず、来店されるお客様に合わせてオリジナリティのあるサービス展開を柔軟に行っていく。」

コンセプトやテーマ性を持つことで、「そこに共感する人が集まってくる」という流れが定石だと考えられますが、浅草橋というエリアで地域コミュニティの1つとして活用してくれることを期待しているそうです!

「地域の方々のご意見をお待ちしています!」とのことですので、メニュー展開や設備などこのエリアの方々がより便利になるような施設に発展していくことを祈っています!

文/写真:アルク

Hotel & CAFE Island Japan