今日はゲストハウスを取材ですよ! と連れてきてもらった場所は人でにぎわい、え? ここはイベント会場? という雰囲気。こんばんはー! と皆さんから笑顔で迎えもらい、初めて来た場所とは思えない心地良さ。
知らない街の知らないホステル、少しドキドキした気持ちで足を運ぶ人が多いでしょう。そんなドキドキがウキウキに変わる、「地域と世界をつなぐ」をコンセプトに、1Fがカフェ/バー、2F〜4Fがホステルのスタイリッシュでアットホームなゲストハウス「リトルジャパン」を本日は紹介します。
目次
たくさんの笑顔が迎えてくれる温かい場所
「この賑わいは何ですか?」私がふと疑問に思っていると、「ここは、夜はイベント会場になることが多いです。
今はコロナ感染予防もあり、あまり開催されていませんが、以前は週5でイベントが開催されていた時期もあります。これから少しずつ再開していく予定です」とスタッフの尾関さんが答えてくださいました。
ここで開催するイベントのルールは、ゲストハウス宿泊者が参加できること。様々な場所を行きかう旅行者が集うこのゲストハウスで開かれるイベントは“ゲストハウス”や“地域”をテーマにしたものが多いようです。
誰でも足を運びやすいカフェ&バーで日本各国のお酒やクラフトビールを
この日はイベントでまかないがすべて終了してしまっていたため、クラフトビールをいただきました。
リトルジャパンはクラフトビール1日1杯月額2800円のサービス“タップ・マルシェ”の提携店。
浅草橋リトルジャパンは地域と世界をつなぐゲストハウス
美味しいビールを飲みながら、代表の柚木理雄さんにお話しを伺いました。
もともと柚木さんは、浅草橋の隣の地域、日本橋にビジネス利用ができるコワーキングスペースを運営しており、この浅草橋のビルは縁あって空き家活用として何かできないかという話から始まったのだそうです。
羽田空港、成田空港に一本で行ける場所という立地からも、人々が行きかうゲストハウスとして利用を始め、今ではそのコワーキングスペースやこのゲストハウスがある東東京の下町、浅草橋、両国、御徒町、日本橋エリアを繋ぐシェア街という取り組みを始められるそう。
シェア街についてはまた改めてしっかりと取材をさせていただくこととしました。
立地から多くの海外の方も訪れるリトルジャパンではスタッフには日本人だけでなく海外の方もいらっしゃいました。聞けば、スタッフ採用の基準として英語が喋れることがあるそうで、海外からのお客様とも日々コミュニケーションをとっているその風景は、日本に居ながらにして海外旅行気分も味わえますね。
日本に居ながらにして英語の環境に身を置けるゲストハウス留学
そんな英語が飛び交う環境をうまく使った“ゲストハウス留学”というサービスもあり、海外に出るお金がなくても!まとまった時間がなくても!学校や職場に通うという普段の生活をしながら、留学気分を味わえるのです
私も朝起きた時にコンゴ人のスタッフとお会いしました。とっさに英語が出ず「おはようございます」と言ってしまったのが悔やまれます。笑
留学するように暮らす生活は自分の日常を変えてくれそうです。
“COME AS A GUEST, GO AS A FRIEND”帰るときには友達で”
今回宿泊させていただいた部屋は4人部屋。2段ベッドが二つあるお部屋で、短期滞在の方が良く使われている部屋だそうです。
その他に、6人部屋などがあり、長期滞在の方々が現在シェアハウスのように使われており、通学、通勤といった日常を過ごしながら、このリトルジャパンに「ただいま」と帰ってくるそんな「家」にもなっています。
“COME AS A GUEST, GO AS A FRIEND”帰るときには友達で”というのがリトルジャパンのコンセプト。友達を超えて、家族になっている気がしますね!
おまけ~リトルジャパンのご近所紹介~
取材後、夕飯がまだだった私と編集長は,、リトルジャパンからほど近い「Bar暖炉」にて夕飯をいただきました。
ムーディーなバーだというのに美味しいタコライスやパスタを食べられるのです。もちろんおいしいお酒も。お酒に合わせて頼んだフィッシュアンドチップスサクサクジューシーで感動するおいしさ。お酒が進みますね~! リトルジャパンに帰ればいいと思うと歩いてすぐなので心置きなく飲めたのでした。
リトルジャパン情報
気持ちよく飲んだあとは、リトルジャパンの共同シャワーで汗を洗い流し、すっきりして眠りにつきました。時間が合えば近所には銭湯もあるので、ゆっくりしたい、疲れを癒したいという方には銭湯もおすすめです。
読書灯、枕元にも足元にも電源と形態の充電にも便利なベッド周り。私もしっかり携帯を充電しておやすみなさい。
そして、迎えた朝は、晴れていてとてもいい天気。屋上で浅草橋を見下ろしながら、深呼吸して1日がスタートしました!
リトルジャパン、こんなにきれいな青いタイルづくりだったんですね! 夜には気づきませんでした。出発するときに「いってらっしゃい!」と笑顔で送り出してもらったとき、また来るね! そんな気持ちが生まれた私にとっても、ここのみなさんが「友達」になったのを感じた瞬間でした。
Little Japan(リトルジャパン)〜地域と世界をつなぐゲストハウス〜
東京都台東区浅草橋3-10-8
文:ちえこじ