カラフルな店内は〝紙〟のワンダーランド♪ラッピングペーパー専門店「REGARO PAPIRO(レガーロパピロ)」で本気のお買いもの!

浅草橋には、文具用品を取り扱う人気店が数多く点在しています。

そのなかでも、最近特に注目を集めているのが、2021年6月にオープンしたばかりの「REGARO PAPIRO(レガーロ パピロ)」。ラッピングペーパーや紙小物など、“紙”に特化した「紙好きによる紙好きのため」の専門店です。

書籍編集に携わっている我々編集部も、もちろん紙が大好き! ということで、さっそくお店に伺ってまいりました!

紙、紙、紙! ハイセンスな紙が店内を彩る話題の新スポット

やってきたのは、鳥越神社から歩いて1分の場所。以前、当サイトにてご紹介した「élab」がお店を構えるビルの真横に位置するのが、今回ご紹介する「REGARO PAPIRO(レガーロ パピロ)」です。

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店内に一歩足を踏み入れると、壁やテーブルには紙がずらり! 黒を基調としたシックな雰囲気が、カラフルな紙の魅力を引き立てています。

それにしても圧巻の品揃え……。ディスプレイ方法も創意工夫がなされているため、まるで美術館にやってきたようなワクワク感を味わえます。

店長の石舘さんは、紙が好きすぎるあまり同店の店長になったという経歴を持つ“生粋の紙好き”。福岡に本店を構える同店が東京に出店することを知り、前職を辞めて他県から東京へとやってきたそうです。

「コロナ禍で従来のように気軽に福岡へ訪れることができない。関東近郊にもお店を出店して欲しい――そんな『レガーロパピロ』ファンの皆さまの熱い要望に応えるべく、2021年6月、このお店が誕生しました。紙は、実際に見たり触ったりしなければ、製品本来の魅力を知ることができません。なので、思う存分、じっくりと紙と向き合えるようなお店づくりを心がけています」(石舘さん)

壁一面にラインナップされている包装紙は、国内外から厳選し取り寄せた自慢の逸品揃い。質感も厚みも柄も千差万別で、マニアも唸るような品々が取り揃えられています。

石舘さんの仰るように、紙は触り心地や見る角度、さらには香りによって印象がガラリと変わります。

「紙はビジュアルを楽しむもの」だと思い込んでいた私でしたが、同店の包装紙をじっくりセレクトしていると「紙は五感で楽しむもの」だということを痛感しました。

そして、紙は用途も多岐に渡ります。

いま、注目されているのは、耐水・耐油性の「サラダロードシート」。食べ物を直接載せることができるため、おうちでのパーティーやアウトドアで大活躍する優れものです。

ここでもまた、「紙は水に弱い」「紙は文房具」というこれまでの概念を大きく覆されることとなった筆者。紙は日々進化し、いまやどんなシチュエーションにも活用できるオールラウンダーのような存在へと変貌を遂げているのです。

オリジナルデザインの「any.paper」シリーズはマストバイ!

包装紙が並んだ壁の対面にディスプレイされているのは、同店オリジナルデザインの「any.paper(エニーペーパー)」シリーズを用いたギフトボックス。

「any.paper」とは、その名前が意味するように“何にでもなる紙”で、約100種類のデザインはすべて「レガーロパピロ」代表の江藤さんが手がけているそうです。

この「any.paper」シリーズ、とにかくデザインがかわいすぎるのです! 動物や植物、風景はもちろんのこと、中にはおにぎりやパンなど個性的なデザインが施されたものも。

いくつかお気に入りをセレクトしようとしたところ、5枚、10枚、15枚と、どのデザインにも思わず手が伸びてしまいました。

ここでしか手に入れることができない「東京蔵前店限定ペーパー」も要チェック。

近所の両国から着想を得たお相撲さん柄や、上野動物園をイメージしたパンダ柄など、キュートなデザインのペーパーは眺めているだけでテンションが上がりますよ♪

いつもならサクサクと買い物ができる私も、この日ばかりは超優柔不断になってしまいました。

「any.paper」シリーズは、デザインによって印刷方法や質感も変えているのがニクいところ。見て、触って、透かして、匂いを嗅いで……お買い物にはかなり時間を要しますので、余裕を持ったスケジュールで来店してくださいね(笑)。

「このシリーズは本当に“何にでもなる紙”で、ラッピングはもちろんのこと、ブックカバーや封筒、ボックス、コラージュアートなど、ありとあらゆる小物に変身します。大きすぎず小さすぎない程よいサイズ感なので、扱い方もとっても簡単ですよ。アレンジ例も店内にたくさんディスプレイしているので、ぜひ小物づくりの参考にしてみてくださいね」(石舘さん)

愛読書をお気に入りのペーパーで包むと、一層愛着が湧きそう! 石舘さんのアイデアを聞いていると、ウキウキワクワクな気持ちがさらに加速しました。

個人的に注目したのは、オリジナルデザインのレターセットやマスキングテープ。ペーパーでギフトを包み、同じ柄のレターセットを添えたり、マスキングテープで留めたりすると、統一感が出るんです。

2021年のクリスマスプレゼントを「any.paper」関連グッズでラッピングして友人たちに贈ったところ、「めちゃくちゃおしゃれ!」「私も買いに行きたい!」と想像以上の大好評を得ることができました♪

「any.paper」を用いたご祝儀袋もおすすめ。個性的かつ煌びやかなデザインで、周囲と差をつけることができる上に、贈った相手にも喜ばれること請け合いです。

取材に同行した編集長は、「any.paper」のスマホケースを即決で購入!

オープン以来、人気を博しているというイチジク柄のデザインをたいそう気に入った編集長は、スマホケース、バインダー、ペーパーなどなど、一連のグッズを買い占めていました(笑)。

アイテムだけでなく、サービスが充実しているのも同店の大きな魅力のひとつ。

ラッピングが苦手な方は、ぜひ、「持ち込み商品ラッピングサービス」を利用してください。“紙のプロフェッショナル”である石舘さんが、美しいラッピングを施してくれますよ♡

「不器用だから、ペーパーをうまく扱えないかも」という方もご安心を。
寸法を測りながら裁断できる「ペーパートリマー」や、14種類もの封筒が作成できる「カードエンベロープメーカー」などの便利グッズも販売されているので、こちらもチェックしてみてくださいね♪

所要時間約10分のミニワークショップを体験♪

同店では、約10分でペーパータイルを作成できるプチワークショップも開催しています。

短時間でハンドメイドを楽しめるなんて最高! ということで、我々もチャレンジしてみました。

「とっても簡単な工程なので、お子様でも気軽に挑戦できます」と、丁寧に作り方をレクチャーしてくれる石舘さん。

まずは、「any.paper」シリーズの中から好きなデザインの紙を選びます。

ペーパータイルは約5cmほどのサイズになるので、完成を想定しながらデザインをセレクトすると◎ですよ♪

紙を選んで、型通りに切って、台紙に貼って、完成! 本当にびっくりするほど簡単!

ですが、自分で作ったと思うと感慨もひとしお。とってもキュートなペーパータイルができました♡

ペーパータイルは、マグネットorブローチにすることもできます。

編集長は、「洋服のワンポイントにしたい!」とブローチに。私は「冷蔵庫にぺたぺた貼りたい!」とマグネットにしました。

こちらが完成品です。このコロンとしたサイズ感、手作り感……もう、愛おしくてたまりません!

作り方を一度覚えてしまえば、自宅でも簡単に作ることができるので、おうち時間を活用してプチDIYを楽しむのも良いかもしれませんね♪

浅草橋の新名所!略して〝レガパピ〟!?

「紙って、眺めているだけ、触っているだけでも心が和みますよね」

石館さんの言葉通り、紙には不思議な癒し効果があるような気がします。そのうえ、「レガーロパピロ」のペーパーは贈り物を格上げするアイテムとしても効果抜群。ハイセンスで上質な紙は、あらゆる面においてプラスの効果を生み出すのかもしれません。

自分の心をほぐすために、大切なあの人に思いを馳せながら……。

ぜひ、「レガーロパピロ」でのショッピングタイムを、心ゆくまで堪能してくださいね。

ちなみに編集長が、「〝レガパピ〟の記事まだですか?」って、めちゃくちゃ略してて面白かったです。略すのって、つまりは、お店に対して愛着がわいているという意味にもとれますよね。

相当、気に入っているようでしたし!

【REGARO PAPIRO 東京蔵前店】
〒111-0054
台東区鳥越2丁目2−7 杉本ビル1階

REGARO PAPIRO HP

撮影/伊勢 新九朗
取材・文/牧 五百音

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