町のそうそうたる飲食店が集結!アサクサバシフードフェスディバルを全身全霊で満喫してみた!

去る10月8日に開催された第6回アサクサバシフードフェスディバルに、「浅草橋を歩く。」編集部も、「古書みつけ」として参加してきました! フードフェス×本屋という異色の組み合わせは、はたして上手く行くのか……!? その他の出店店舗のレポートも可能なかぎりにまとめましたので、フェスの雰囲気を知りたい方は是非参考にしてくださいね♪

フードフェスに本屋!? 古書みつけの新たな挑戦

先月の2023年10月8日(日)第6回アサクサバシフードフェスディバルが開催されました。アサクサバシフードフェスディバルとは、銀杏岡八幡神社の境内およびその付近を会場として、近隣の飲食店が出店する浅草橋の人気イベント。とくに今回はコロナ禍以降最大規模の23店舗が集結して、それに比して賑わいもヒトシオでした。会場を歩いているだけで、祭りに参加している高揚感と食欲が仲良く手をつないで込み上げてきました。

実は、「浅草橋を歩く。」では2019年に第4回アサクサバシフードフェスティバルを取材しています。

アサクサバシフードフェスティバルに行ってきました!絶品フード&ドリンクを徹底レポ♪

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2019年のアサクサバシフードフェスティバルも今回と甲乙つけがたいほどに賑わい、美味しいお店が軒を並べていました。ただし、生粋のお祭り大好き人間が集う編集部からすると、ただ〝お客〟として参加するだけでは、心の中で満たされないモノがあったのも事実。

……結論から言いましょう。我々「浅草橋を歩く。」編集部は心に決めたのです。

「次は我々も出店したい……!!」と。

それから4年の歳月を経て、遂に我々の悲願が叶ったわけです。とはいえ、一介の編集プロダクションにすぎない我々が、フードフェスティバルで何を提供すれば良いのでしょうか。ケンケンガクガク意見を出し合った結果、行き着いた答えが、ずばり、こちら。

そう、本屋です。

実は我々、編集部の1階で「古書みつけ」という古書店を経営しています。何事も得意分野で勝負するのが筋というものでしょう。かくして、アサクサバシフードフェスティバル唯一の飲食店以外の出店「おでかけ古書みつけ」に踏み切ったというわけです。これはあながち奇想天外なアイデアというわけでもありません。「家族連れの方が多いから、小さなお子様が時間をつぶすのに最適な絵本がけっこう需要があるのでは?」。そんな仮説に基づく出張本屋なのです。

果たして、この説は立証されるのか。結果発表は後ほど!

もちろん今回も食レポを実施!! 絶品ぞろいの出店店舗を一部紹介♪

一方で、今回ももちろん「アサクサバシフードフェスディバル」に参加した飲食店の取材を敢行しましたよ。以下、第6回アサクサバシフードフェスディバルに参加したお店の一部で恐縮ですがご紹介します!

【西口やきとん】

まずはお隣さんだった「西口やきとん」! 美味しそうな匂いが至近距離から漂ってきて、我慢できるはずもありません。店番という任務も忘れて、ついつい買い求めてしまいました。

柔らかくジューシーな南州黒豚串にレモンハイボールが進む進む!

「西口やきとん」の皆さんは人柄も気さく! フェスの間中、不慣れな我々に何かと親切にしていただきました。ありがとうございます! 今度食べに行きますね!!

【洋食大吉】

ご存じ、「洋食大吉」もアサクサバシフェスティバルに参加!
岩中豚トンテキは脂っぽさがなくヘルシーな味わい。お肉が苦手な方でも美味しく食べられると思います。

レモンをかけることで味わいはグッと爽やかに!

【エルペケーニャ】

今回のフードフェスの1番人気だった「エルペケーニャ」のパエリア。長蛇の列が途切れなくできておりました。人気なのも納得。一口食べただけで、ご飯に染み込んだ魚介類の旨味が口中に広がる逸品でした。

ちなみに、こちらのパエリアに舌鼓を打つ稀代の色男は私です。

【とんかつスエヒロ】

音楽フェスで伝説のロックバンドが1日かぎりの再結成をはたすなんてニュースをたまに聞きますよね。実は今回、アサクサバシフードフェスでもそんな〝復活劇〟が実現したのです。

そう、約10年前惜しまれつつも閉店した「とんかつスエヒロ」の名物ジャンボシュウマイです。

このシュウマイ、残されたレシピをもとに町会のメンバーの方々が再現したとのことです。午後一には完売してしまい、我々編集部が実食できなかったことは痛恨の極み。来年も復活してくれ~い!!

【Style】

「祭りなんだからかき氷食べたい!」という根強いニーズに応えてくれたのが「Style」。ナタデココ入りというなかなかお目にかかれないかき氷は、フェス当日が温暖な日であったこともあり大人気! 白菜豚肉炒めも美味しかったですよ。

【サライケバブ浅草橋店】

本場仕込みのケバブで大盛況だった今回初参加の「サライケバブ浅草橋店」! びよ~んと伸びるトルコアイスも販売していて、ちびっ子たちも大喜び。食べて美味しい&見て楽しいの「これぞフードフェス!」という趣のお店でした!

【大阪串かつ テンテコマイ】

予約必至の人気店「大阪串かつ テンテコマイ」は串かつ5本セット! 揚げている様子を眺めているだけで、食欲が増進されましたね~。肝心のお味も衣サクサク(串カツだけではなくエビフライも!)で言わずもがな美味!

【シゲルキッチン(鳥茂)】

浅草橋の名店「シゲルキッチン(鳥茂)」は食べやすいサンドイッチ! お肉とシャキシャキ新鮮野菜の相性が抜群のつくねのサンドイッチの他、フルーツサンドに焼き林檎といったスイーツなどメニューの充実ぶりにも目を見張るものが。美味しすぎて、写真を撮るのも忘れて完食してました。

【Choi】

Choiは大会運営を務めた森さんが店長のお店です。自慢の「フライドチキンのトルティーヤ」はソースとチキンの相性が抜群! スパークリングワインともよく合っていました。

【大樹】

「大樹」は毎年お店をフードコートとして提供している、アサクサバシフードフェスの縁の下の力持ち的存在!
名物・骨付ももガーリック焼きはこんがり美味で600食売れたとか。さすが!

【HICRA.】

今回のイベントを取り仕切る千葉さんのお店「HICRA.」。生絞りのピンクグレープフルーツサワー、豚汁、たこ焼きという魅力的なラインナップ!

今回、「古書みつけ」の売り子を務めてくれた浅草橋勝手に親善大使こと清水百恵さん。美味しそうな匂いに誘われて豚汁を購入♪

豚肉と野菜の旨味がよく出ている絶品でした!

【ぶたいちろう】

こちらは今回初出店の「ぶたいちろう」! 上たん串が絶品でしたよ~。

百恵さんは、「ぶたいちろう」で黒ビール「TOKYO 隅田川ブルーイング ビタースタウト」をお買い上げ。ビターホップ100パーセントは伊達じゃない! コク良し! 苦味よし! と、ビール好きにはたまらないお味でした。

【クラフトビールカンパニー&CAMEREON】

一方の我らが伊勢代表は浅草橋を代用するクラフトビール「クラフトビールカンパニー」のねこぱんちと浅草橋のブラッセリー「CAMEREON」の牛頬肉の赤ワイン煮をマリアージュ!!

こうやって、別のお店のメニューを掛け合わせるのも、アサクサバシフードフェスティバルの楽しみ方です♪

ちなみに、浅草橋を歩く。のInstagramやTikTok、YouTubeでは、この日の様子を動画でも発信しています。

ぜひ、こちらでも味わってもらえたらうれしいです。

一方その頃「おでかけ古書みつけ」はというと……?

はてさて、一方の「出張 古書みつけ」の方はどうでしょうか。
「フードフェスで本屋けっこう需要ある説」、はたして立証されるのか!!

結果は……

ちびっ子を中心に大人気!!

さ・ら・に! 「立ち読み歓迎」と看板にしたためたことも功を奏してか、大人の方もけっこう足を止めていただきました。店の準備中から「浅草橋FAN BOOK」をお買い求めされる方もいるなど、当日の売り上げノルマをどうにかクリアすることができました!

前述の何かとお世話になった「西口やきとん」のスタッフさんには古書みつけのTシャツをご購入いただきました。謝々!

フェスは16時まで。終わったあとは出店した浅草橋のそうそうたる飲食店店主たちが集い、銀杏岡八幡神社の禰宜さんや運営陣のシメで無事に幕を閉じました。皆さん、お疲れさまでしたー!

終了後、我々はもちろん「大樹」で打ち上げ! 「フードフェスで本屋けっこう需要ある説」、無事立証!

アサクサバシフードフェスティバルまとめ

今回はアサクサバシフードフェスティバルを出店者側からルポタージュしました! ただ心残りなのは、1つは出店店舗すべてを紹介し切れなかったところです。人間3人の胃袋のキャパシティーにはどうしても限界がありますが、来年は参加いただく全部のお店を紹介できるように増員するなど策を練りたいと思います!

さて、来年に関してですが、編集部では「今度はやっぱり食べ物を提供したいよね」という意見も……?

とはいえ、「次はひたすら呑んだくれたい」と伊勢は言っていたので、来年のアサクサバシフードフェスティバルは出店ではなく、「呑み発信」に力を注ぐかもしれません。

いずれにせよ、第7回目のアサクサバシフードフェスティバルも乞うご期待!!

取材・文 オイカワ
写真 伊勢 新九朗
協力 清水百恵

メイン会場の銀杏岡八幡神社の場所はココ↓

【最新版】浅草橋の氏神さまをお祀りする「銀杏岡八幡神社」にお参りして、街の歴史に触れ、御朱印を頂く。