掘り出し物を探せ!問屋街・浅草橋の老舗帽子店「Brandex1(ブランデックスワン)」

帽子はお好きですか?
3年目に突入の“ゆーこあらが浅草橋を歩く。”は、柳橋エリアの老舗帽子店「Brandex1(ブランデックスワン)」にお邪魔します。帽子大好きなので楽しみ!

浅草橋で20年続く老舗帽子店「Brandex1」

浅草橋駅徒歩5分、柳橋エリアの静かな通りに今回おじゃまする「Brandex1」があります。
問屋街・浅草橋は、普通のビルの1Fがさりげなくお店になっていることが多い面白い街で、「Brandex1」もそんなお店の1つ。黄色いのぼり旗が目印です。
こちら、以前はマクドナルドの事務所だったそう。

入り口のワゴン。おや、ハットお安くない??

店内にはKNOXニューヨークの高級なハットやチャンピオンのキャップ、夏に使いたいストローハットやカンカン帽、手作りのベレー帽まで、さまざまな種類の帽子が所狭しと並びます。
「Brandex1」は2021年で20年目を迎えるお店。79歳のご主人・浅利さんが、定年後にご夫婦で始められたお店です。

夫婦二人三脚で続ける帽子店

店主の浅利さん。こんにちはー。(マスクを外していただいてます)

大阪万博にも勤務したことがある、元商社マンの浅利さん。その頃にブラジル転勤を断り、奥様とご結婚後、東京の帽子の会社に転職。会社の倒産がきっかけで四国に移り住みます。その時に働いていた四国の会社に帽子事業部を作り、定年後も帽子問屋と帽子店を浅草橋で営んでいます。

気さくな奥さま。

帽子店を始めるにあたり、奥様も帽子教室に通い、奥様の手作りの帽子もお店に並びます。
地域のお祭りの手ぬぐいで帽子を作ってほしいという別注依頼もくるのだとか。まさに二人三脚で続いているお店。

お祭りの手ぬぐいを使い奥様が作ったハンチング。

浅草橋の歴史がわかる「東京の帽子120年史」。

浅草橋は帽子の発祥の地と言われています。モノづくりの町にはかつて帽子屋さんがいくつもありましたが、昔から続いているお店は年々減り、今はこちらだけに。店内では東京の帽子の歴史がわかる本も読めるので、お時間があれば開いてみてください。

そして、こちらは卸をメインとしている会社のお店。ということは…かなりお得にお買い物ができちゃうわけです。タイミングが合えばサンプル商品も並ぶので、掘り出し物もあるかも。

それでは、お待ちかねのお買い物スタート!

浅草橋の老舗帽子店でお買い物

お買い物大好きゆーこあらと浅草橋を歩く。の編集長はこれがいい、あれもいい。と全力でお買い物モード。
夏に嬉しい洗えてたためるストローハットは2500円(税抜)の表記。

たためるのいい!

人気のストローキャスケット。

カンカン帽も素敵!

キャンプや夏フェスに使える布のハットも1000円台。
そんなに安くない?いやいや、こちらは問屋さん、そう、提示価格よりお安くなるのです。気になったものは、「これおいくらになりますか?」と聞いてみましょう。

こちらのかっこいいハットはKNOXニューヨークのもの。定価4万円近くするこちらのお値段は…もう、これは実際にお店に行くしかない!

マニラ麻を使った2トーンのハット(上段)。これ、いいな。
このあたりのハットは男女兼用。サイズ調整も可能です。

ということで、即決。ゆーこあらの今年の夏の帽子、こちらにしました。かっこいいでしょ~。

浅草橋を歩く。の編集長はどれが似合うかな?

編集長は、こちらのつば広ハットに決定!どちらもかなりお得に買えました。嬉しい~!

こちらは、帽子以外にもバッグやお財布などの革小物やスカーフ、手袋もあります。

こちらのインド製バンダナもお店でお得に購入できます。お弁当箱を包んじゃお。

浅草橋の帽子店にぶらりと遊びに来てね

浅利さんご夫妻、ありがとうございました!

帽子好きならかなりお得に楽しめる「Brandex1」。浅草橋に来たらぶらりと立ち寄ってみてね。
帽子のプロのご夫婦がお待ちしてます。

撮影・文:UKOARA

Brandex1公式サイト

「Brandex1(ブランデックスワン)の基本情報」

住所:東京都台東区柳橋 1-12-12SEIKADOビル1F
営業時間:10時から18時半
定休日:日曜