「ここが、こあらのアナザースカイ!」ってくらいにスペインが大好きなゆーこあらです。今回は浅草橋駅からすぐのスペインバル&タブラオ「ラ バリーカ」にやってきたよ。
え、タブラオって?タブラオとはスペイン料理を食べながらフラメンコを目の前で見られる場所の事。日本のタブラオは初めてなので楽しみ~。
目次
浅草橋徒歩1分「ラ バリーカ/La Barrica」
「ラ バリーカ」は浅草橋駅東口から徒歩1分。神田川のすぐ近く。タイルをあしらったお店に入れば、気分はもうスペイン!この日はバルではなく、地下にあるタブラオで開催されるフラメンコライブを見ます。
お店や出演者にもよるけど、「ラ バリーカ」はショーチャージと食事で4000円~6000円ほどと、お手頃価格で楽しめるのがポイント。気になるけどまだ行ったことない。というような初心者にも入りやすいはず。都内にはショーチャージだけで5000円位するお店もあるので、タブラオ入門編にもいいし、気に入ったら通える気軽さが魅力的。
フラメンコ&タブラオの楽しみかた
タブラオは、店内奥の階段を降りた地下1階。フラメンコはスペイン南部アンダルシア地方発祥の歌と踊りで、ジプシーたちはクエバという洞窟の中でフラメンコを楽しんでいたので、こんな閉鎖的な空間が実にしっくりくる。
スペインの国土は日本の1.3倍とかなり大きく、地方ごとにまったく文化が違います。それはまるで別の国のよう。日本からはバルセロナかマドリードに行く旅行者が多く、「スペインに来たからフラメンコを見よう。」と思う方も少なくないけど、例えると、東京で舞妓さんを見るようなものなのね。
スペインのアンダルシア地方とはこの辺り↓
17:00 オープン
タブラオは17:00オープン。ショーは18:00過ぎからだけど、その前にお料理が出るので開演ギリギリではなく17:00のオープンに行くのがベスト。ワンドリンク付。メニューの中から好きなドリンクを選びます。
ゆーこあらは自家製サングリア、スペイン産赤ワインもおすすめ。
そして、タパス盛り合わせが登場。(※写真は3人前)この日は、ホタテマリネのピンチョス、トルティーヤ、テリーヌの3種類。
そして追加でオーダーした生ハムの盛り合わせ(チョリソ→サルチチョ→セラーノ)、海老のアヒージョ、バレンシアの白パン。セラーノはゆーこあらの大好物…おいしい。
そして、メインはチキンソテーとバゲット。ボリューミィ!!正直こんなに沢山食事が出てくると思ってなくて驚いてしまった。
18:20 フラメンコスタート
お待ちかねのフラメンコがスタート。2部構成で1部は1時間弱。食事やお酒を楽しみながら、目の前で繰り広げられるショーを楽しみます。最初はハットを使った踊り。
この日のバイラオーラ(踊り子)は深沢美生さん、藤田有香さん、武部沙彌香さん。ハットの次はソロで孤独や嘆きを踊ります。スペイン人顔負けの表情にも注目。
途中、フラメンコの楽しみ方とルールの説明もあります。フラメンコは歌とギター、パーカッションの他に手拍子のパートもありますが、観客は手拍子はしません。ついついしたくなる気持ちを抑えましょう。
そして、ハレオという掛け声をします。「Ore!」など声をかけるとさらにいい踊りが見られるかも。(本場スペインでは、本当にみんな「オレ!」の連発です。)
19:15 パエリアタイム
1部のショーが終わると、大きなパエリアが登場!わぁぁ、美味しそう。これを1人分に分けて再びサーブしてくれます。
19:45 2部スタート
2部はカスタネットを使った踊りからスタート。セビリヤの春祭りを彷彿とさせる水玉の衣装が素敵。
そして、お客さんとセビージャナスを踊り、男性陣のダンスも加わり終了。
こちらのお店は、スタッフもフラメンコを踊れるため、先ほどまでお料理を運ばれていた方が飛び入り参加。かっこいい!! スタッフが楽しそうにしているお店はいいお店。
20:30 2部終了
ゆーこあら、日本では初めてのタブラオでしたが、大満足、楽しかったです。お料理も美味しく、お腹いっぱいで幸せ。これでこのお値段は超お得!!
体験したことのない人は一度体験してほしいタブラオ。「ラ バリーカ」は気軽に非日常を味わえるお店です。浅草橋で体験してみてね。
店舗情報
「ラ バリーカ」 営業時間:11:30~14:00|17:00~23:00 年中無休 お問い合わせ:03-5809-1699
撮影・文:UKOARA