独特の辛さがクセになる! 浅草橋で本場のタイ料理を食べるなら「パヤオ」で

お世話になります。サラリーマンをしながらレシピ本作成や絵描き、物書きをしているキムラケンジと申します。浅草橋界隈で美味い飯屋があると聞けば、仕事なんぞほっぽり出して、いつでも駆けつけてしまうくらいの気持ちで普段過ごしています。

そして、今回、美味しそうなにおいに誘われてやってきたのはこちら!

本格的なタイ料理が食べられる、超人気店の「パヤオ」さんです! 私もレシピ本作成に携わる料理家の端くれですから、料理に関してはちょっとうるさいですよ。タイ料理は特に大好きですからね。

辛口な意見も出てしまうかもしれませんね。タイ料理だけに!(ここ笑うところですよ!)

一足踏み入れたら、そこはタイランド!

さっそく、お店へ入ってみると、入り口のお出迎えもなんだかタイ風! いや、タイには行ったことないので、何がタイ風かと言われてもわからないんですけどね。私のなかのタイ知識は、〝スト2〟でサガットのステージで見たあの風景くらいです。すいません。

そして、店内に入ると、おしゃれなカウンターがあります。タイっぽい雰囲気もバッチリです。

もちろん、乾杯はタイビールのシンハービール!

ちなみにこの日は、レシピ本の撮影があり、関係者で打ち上げも兼ねてやってきました。食いしん坊の料理家&カメラマンさん&編集さんの6名なので、ガンガン料理も頼みますよ!

辛い! でも美味い!

まずは、おすすめメニューからしっかりチェックして、一気に注文します。

おすすめのトップにあったオムレツ風のカイジャオ、サラダにローストチキンを注文します。匂いからして、すでに辛そうな感じが伝わってきます。でもそれと同時に、これは明らかに美味いだろうという期待感も湧き上がってきます。

そして、ひと口いただくと……。

辛い! でも美味い!

食べれば食べるほど汗が吹き出そうになる辛さなのですが、不思議と手が止まらない! っていました。これはやばいです。ただでさえ、代謝が良く汗っかきな私は、乾杯5分で、スポーツをやっているかのような滝汗です!

プーパッポン! プーパッポン!

タイ料理といえば外せないのがカレー。最近ではお手軽にタイカレーが食べられるようになり、日本人にも親しみやすくなってきています。が、先ほども述べたとおり、私も料理家の端くれです。特にカレーは得意料理のひとつで、私の作るバーモントカレーは町内でも随一という自負があります。

そんな私ですので、ちょっと辛口な意見が出るかもしれません。カレーだけにね!(ここ笑うところですよ)

やってきたのは「プー・パッポン・カリー」です。カレーにはうるさいとかなんだの言いながら、プーパッポンというのは初体験で、そのなんだか親しみやすい語感に「プーパッポン! フウ! プーパッポン! フウ!」と騒いでしまいました。お店の方々、申し訳ございませんでした。シンハービール5杯目で陽気になってしまいました。

このプー・パッポン・カリー、カニと卵のカレーなのですが、それだけでも間違いなく美味しいのがわかりますよね。そして、食べてみてびっくりしました。予想を! はるかに超える! 美味さ!

ごく控えめに言っても、白飯100杯は余裕で食べられそうなほどの美味さと言えば伝わるでしょうか。これは、絶対頼むべきメニューです!

そのほかにも、がっつりタイ風焼きそばも頼みます。これも旨辛!

編集長イチオシのタイ風焼きそば「パッタイ」! ここに来ると必ず頼んでいるそうです。

これぞ元祖タピオカ!

お腹もいっぱいになったところで、最後はデザートタイム。

見て下さい! このクラシックスタイルのタピオカ!

近年のタピオカブームのものとは一線を画す、無骨でクラシカルなタピオカです。だが、それがいい! 辛さでいっぱいになった口にスーッと甘味が広がり、これも100杯は余裕でおかわりできるくらいの美味さでした。ご馳走様です!

浅草橋にいながら、まるでタイに足を踏み入れたような気分になるパヤオ。タイ料理好きの方々に、絶大な支持を受けて大人気なのも頷けますね。

私、タイに行ったことがなくて、いずれ行ってみたいと思っていたんですよ。でも、パヤオに行けばタイ気分になれるので、もうここでいいんじゃないかなと思い始めてきました。ありがとう、パヤオ!

このとき制作していたレシピ本『野菜まるごと使い切りスープ』(文友舎)も、絶賛発売中です!

店舗情報

「パヤオ」
営業時間:11:30~14:30|17:00~23:00
定休日:日曜
お問い合わせ:03-5820-9121

文:キムラケンジ
写真:伊勢新九朗