3年ぶりに「モノマチ」が戻ってきた!
2022年5月27日~29日の3日間、台東区で開催されたモノ作りのお祭り「モノマチ」。
ゆーこあらも初めて参加してきました。
モノマチ初心者は、台東デザイナーズビレッジから攻めるのが良い。という事で、開催初日にやってきました。
モノマチって何? まだ行ったことのない方は必見、「ゆーこあらがモノマチ2022、デザビレを歩く。」スタート!
目次
モノマチとは……
モノ作りで有名な、台東区南部(御徒町、蔵前、浅草橋にかけての約2㎢のエリア)で開催されるお祭り。
このエリアで活動しているメーカー、問屋、工場、小売店、アトリエ、クリエイター、デザイナーなど、参加店は約100。
そのうち、デザイナー創業支援施設の台東デザイナーズビレッジには、全19ブランドのクリエイターのアトリエがあり、モノマチ開催中の3日間は、一般公開され作品を手に取って購入できます。
小学校をリノベーションしたアトリエ施設「台東デザイナーズビレッジ」
2022年で設立19年目の台東デザイナーズビレッジ。大江戸線新御徒町駅から徒歩1分です。
コチラの施設は、昭和3年に建てられた旧小島小学校を再利用しています。
文化祭のようなわくわくした気持ちになります。
こちらにアトリエを構えるデザイナーさんは、既に百貨店などでPOPUPストアを開催されている方から、今日がデビュー日という方まで。
どんな作品に出会えるかな?
【101】kin.iro.hitode (キンイロヒトデ)
101号室のkin.iro.hitode さんのアトリエは、ラベンダー色をベースにしたペールトーンのかわいらしい雰囲気。
床のシートも張り替えたとのこと。
デザイナーで画家のMarinaさんは多摩美術大学を卒業後、ドイツのドレスデン芸術大学でアートを学ばれました。
少女の憧れをギュッと詰め込んだ、ヨーロッパの絵本のような世界観、水彩画の優しいタッチ、かわいらしい作品ばかりです。
ジャガードのクッションカバーがかわいい。少しだけ飾られていた油絵もまた雰囲気が違い素敵でした。
【104】Nando Jewelry
石のカットがとてもきれいに見えるリング、いやリングにもなるイヤーカフを展開するNando Jewelry。
何度も見て楽しんでもらえるようにと名付けたブランド名です。
デザイナーの春原さんに、その場でカンカンと金属の土台に石をはめていただきましたが、こちらのジュエリーは石が本当にきれいに見えるデザイン。
サクッと買うにはややお高めだけど、おこづかいためて、また買いに行きたいブランドです。
【105】nagisa
パルコとかルミネにありそうな、既にショップとして出来上がっているnagisaのアトリエ。
ブランドイメージを伝えるためにも「アトリエ作り」って大切なのですね。
グレージュやブラウン系、くすんだブルーなど落ち着きのある色合い、そしてノスタルジックでやわらかい雰囲気のアパレルブランドnagisa。
植物やコーヒーの染みなどからインスピレーションを得たというテキスタイルやアクセサリーは、ここにしかないオリジナリティある作品です。
【001】村長室
奥にはキャットタワー。猫ちゃんもいる村長室。
こちらはアトリエではなく村長室。
この日は、デザイン・ティー・ルームスの展示をしていたのでのぞいちゃいます。
ワッフルやチョコレートなどおいしそうなデザインの雑貨がずらり。
実はこちら、革製品。本物のようなワッフルのコインケースがめちゃめちゃかわいかった。
【201】cili jewels(シリ ジュエルス)
ゆーこあらがドンピシャで好きになってしまったcili jewels。
作品からデザイナーの「旅好き」がひしひしと伝わってくるブランドです。
ヨーロッパを中心に集めたパーツを使って作るアクセサリー。
自分だけの1点物を探すような感覚でアクセサリーを選べるブランド。
アイコンでもあるチェーンフリンジのピアス、一目惚れしてさくっと購入しました。写真は最後に!
【203】MANAMI SAKURAI
203号室の前にどどんと飾られた不思議なお洋服。
これは入らねば!
テキスタイルデザイナーの櫻井マナミさん。
イギリスでテキスタイルデザインを学ばれたそうで、この色合いは確かにそんな香りがします。
特に、クレヨンで描かれたテキスタイルは懐かしさもあり子供服にしたら絶対かわいい。
廊下にはオリジナルの布がm単位で購入でき、布欲しい意欲が高まるアトリエでした。
【209】刺繍作家kana
イラストがかわいらしい209号室。
刺繍作家のKanaさんのアトリエです。
Kanaさんの手がける刺繍アクセサリーは花や昆虫が多く、かわいい印象。
軽くてつけやすいピアスやブローチですが、針金が入っているので花弁や羽の形が変えられる優れもの。
「これ、全部手作業で作られてるんですか?」と質問してしまったほど美しく、丁寧に作られている作品ばかりです。
刺繍ワークショップも定期的に開催されているので、気になる方はチェックしてみてください。
【210】yukino@hug&humor(rocca design works)※2023年は【105】
この日の一番のお目当てだったyukinoさん。
ゆるっとしたわんにゃんのイラストが印象的な、テキスタイルデザイナーです。
2022/2/22のスーパー猫の日には、Twitterのフォロワーから猫写真を募集し、100匹以上をイラストにしていった、千本ノックする野球部的デザイナーさん。
ゆーこあらの愛猫ターボや、お友達の愛猫もみじさんもこんな感じでイラストにしていただきました↑
yukinoさんのアトリエではトリプルコラボクッキー缶など、「それ欲しい!」なアイテムもあってずるい(褒めてる)。
アクセサリーや布雑貨を中心に販売。
他の作家さんのアトリエも同じですが、掘り出し物やサンプル品を手に取って購入できるのは初日に行くメリットです。
デザビレについてお伺いすると、1年契約ではなく、頑張って活動しないと途中で追い出されちゃうそうです。
そんなに厳しいなんて! ご活躍楽しみにしてます。
実際にお会いしたかった作家さんと会えるのもモノマチの楽しいところ。こちらでも、ゆーこあらはこちらでもピアスを購入(2つ目)。
【211】HEY!LUCY/NIR
211号室は、女性下着ブランドHEY!LUCYとブックショルダーバッグのNIR、2つのブランドのアトリエ。
ゆーこあらが気になったのは、革製の小さなバッグ。なんと、文庫本専用のブックカバーバッグなのです。
本好きデザイナーが作った本のためのバッグ。読むしかできない。
これは「浅草橋を歩く。」の編集長が一目惚れしてしまった一品でもあり、無事GETできたようです。
伊勢が一目惚れをしたブックショルダーを制作している「NIR(ニア)」さんが、ご縁あって編集部に遊びに来てくれました❣️どれをゲットするか迷いに迷っていますが、これに「歩く。アクリルキーホルダー」をつけてお散歩読書するのが今から楽しみで仕方がない🐾📚#読むしかできない https://t.co/LbS81Nd0ze pic.twitter.com/S3YTEDxZ0F
— 「浅草橋を歩く。」編集部 (@asakusabashi_) June 2, 2022
ちなみに、ブックショルダーを制作するAkaneさん(向かって右)は、浅草橋を歩く。編集長・伊勢と意気投合し、2023年4月現在、伊勢出版が運営する「古書みつけ 浅草橋」の日替わり店主としてお店に立っています。※毎週木曜日。以下、みつけ記事をご参考ください。
【212】otayori(IRI jewelry)
この日がデビュー日だというotayori。
洗練されたデザインが印象的のジュエリーブランドです。
個人的に小さな石が埋め込まれたデザインのリングがとても素敵で欲しくなってしまいました。
が、サンプル品の掘り出し物ピアス(この日ピアス3つ目!)を見つけて購入。
早く来た甲斐があった……。
革素材や卒業生の作品も購入可能
その他、デザビレ卒業生の展示や、革素材、革小物などのお店もあり、初日(大雨)でも大盛況のモノマチinデザインビレッジ。
めちゃめちゃ楽しかった! これは1日いても楽しめます。
お買い物は、クレジットカードや電子マネー決済ができるお店と現金のみのお店があるので、基本的には現金を持っていると安心です。
モノマチ&デザビレを楽しもう!
ということで、この日購入したピアス3点。めちゃめちゃかわいくてホクホクです。
これは毎年行きたくなっちゃうのがわかりました。
モノ作りを身近に感じられるお祭りモノマチ、これは遠くからも足を運ぶ価値があるイベント。
おこづかい多めに持って、お買い物気分でフラッとお出かけしましょう。
来年をお楽しみに。
撮影・文:UKOARA
関連記事