安心無添加がうれしい、浅草橋「パティスリーMaru’s(マルズ)」のスイーツ

2020年11月、浅草橋に新しくオープンした「パティスリーMaru’s(マルズ)」。
小さな町のケーキ屋さん、そんな佇まいのマルズは、素材にこだわるカラダにやさしいお菓子屋さん。
大人も子どもも嬉しい安心のマルズのお菓子を、ゆーこあらがご紹介します。

プリン専門店の跡地にオープン「パティスリーマルズ」

浅草橋駅徒歩5分、蔵前寄りの場所に店を構えるパティスリーMaru’s(マルズ)。
女性パティシエが切り盛りする小さなケーキ屋さんです。

こちら、以前はプリン専門店があった場所。オーナーの宮田シェフが元々プリン屋さんと知り合いだったことから、出店する際に、テナントをほぼそのままの状態で使うことになりました。

無添加スイーツです。

「こんにちはー。」
お店に立つのはオーナーの宮田シェフ。気さくなおねーさんという印象で、なんだか安心。
パティスリーマルズは、新御徒町のマルズカフェに続く2店舗目になります。

ガラスケースいっぱいに並ぶおいしそうなスイーツ。シュークリームやショートケーキをメインに旬のフルーツを使ったものや、レアチーズ、ティラミス、モンブランなどおなじみのケーキが並びます。

宮田シェフは、製菓学校卒業後、地元の埼玉で働き、東京のオクシタニアルに勤務。2009年には、ジャパンケーキショー・プティガトー部門銅賞を受賞しました。2016年に渡仏、パリ郊外の1つ星レストランにて修行。帰国後に独立という経歴の持ち主です。

安心な素材にこだわるマルズのお菓子

人気のシュークリーム。

さて、宮田シェフのお菓子へのこだわりは、安心な材料を使うこと。
お菓子の主な材料は小麦粉、砂糖、バター、卵ですが、小麦粉は有機小麦粉を、砂糖はオーガニックシュガー、バター、卵は千葉県の大松農場の純国産卵を使用しています。

バターってあたりまえじゃない?って思いそうですが、ちゃんとバターを使っているお店って多いわけではないのです。マーガリンやショートニングなどを使っているお店もあるので、これはお店選びのポイントの1つと言えます。

安心な原材料を使用。

シンプルなものを得意とするシェフのショートケーキ。

宮田さんは、「自分がお店を出すなら、体に優しい材料を使うお店がいい」と思い、血糖値のあがりかたが緩やかになるオーガニックシュガーや、生産者から直接仕入れた純国産卵を使っています。

みんながハッピーになるケーキ屋さんの図。

シェフが直接交渉をした大松農場の卵を使用。

焼き菓子も沢山。

店内には、クッキーやマドレーヌなどの焼き菓子も所狭しと沢山並んでいます。マルズは安心の材料を使っているのにお菓子のお値段は下町価格で良心的なのも嬉しい。

その中には、気になる低糖質シリーズも発見!
さて、いただいてみましょう。

どれが好き?マルズのスイーツをいただきます

今回購入したのは、定番のシュークリーム、ショートケーキ、固めのプリンとやわらかいプリン、そして旬のマンゴーショートケーキとブーム到来のピスタチオケーキの6品。

まずは、ショートケーキ。
本当にシンプルなショートケーキ。オーガニックシュガーを使っているからか、優しいさっぱりした甘さです。

人気のシュークリームは、ザクザク食感のシュー生地と卵の優しい味わいのカスタードクリーム。これは絶品です!手土産にもらったら嬉しいな。

季節のショートケーキはマンゴー。
マンゴーとクリームとスポンジの一体感が見事。マンゴー好きなら絶対お試しあれ。

去年あたりからブームのピスタチオ。これはね、ピスタチオのクリームが苺のおいしさを更に引き立てるという相乗効果でとても美味しい。今回食べた中で一番納得というか、シェフすごい!と思ったケーキです。

プリンは昔ながらの固めと柔らかいものの2種類。

大松農場の卵をしっかり味わえるカスタードプリン。固めプリン好きにはたまらないでしょう。

クリームに近い柔らかいプリンは、スプーンですくえないほどとろりとした食感。
浅草橋を歩く。の編集長はコチラが気に入った様子。

低糖質も!手土産にも喜ばれるマルズの焼き菓子

焼き菓子もお忘れなく。定番のマドレーヌ、フィナンシェ、パウンドケーキ…どれから食べようかな。

まずは、低糖質のマドレーヌをいただいてみます。味は、プレーン、バナナ、ラムレーズン、抹茶。
こちらは小麦粉とバターは使わず、大豆粉、米油、甜菜糖を使用したかなりヘルシーな焼き菓子。
甘さはかなり控えめ、罪悪感なく食べられるのはダイエット中のお菓子としては100点ではないでしょうか。満足感もあります。

ゆーこあらも浅草橋を歩く。の編集長も「これ美味しい!」と言っていたのは低糖質スパイスチーズクッキー。ワインやビールのおつまみにもなりそうなチーズ風味のクッキー。ついつい手が伸びちゃうおいしさ。

自分用にもリピートしたいし、手土産にも喜ばれるはず。

ちなみに、こちらの低糖質スティックマドレーヌと低糖質スパイスクッキーは、料理愛好家の早川美里佳さんがプロデュースするスイーツ「MIKA COLLECTION」とのコラボ商品。パティスリーMaru’s(マルズ)と姉妹店である「まるずcake」の店頭、もしくはインターネットから購入することができますよ。

猫好きさんには、バターたっぷりのマドレーヌなんていかが?しっとりふわふわです。

定番のマドレーヌとフィナンシェもティータイムのおともにおすすめ。
シンプルだからこそ、味のごまかしのきかないマルズのお菓子を是非味わってみてね。

こちらは、ゆーこあらもリピ決定のお店です。また買いに行かなくちゃ。

宮田さん、ありがとうございました!

撮影・文:UKOARA

公式サイト

「パティスリーMaru’sの基本情報」
住所:東京都台東区浅草橋 3-15-11
定休日:水
営業時間:10:00~18:00