浅草橋駅から徒歩10分。
鳥越神社のすぐ近くに位置する「鳥越本通り商盛会」、通称「おかず横丁」。
明治末期から始まったと言われるこの商店街は、戦火を免れた戦前の古い建物が今でも残っており、
その懐かしい風景は、ドラマのロケ地としても度々登場しています。
今回は、“浅草橋を歩く。”編集部が約3年かけて取材をしたおかず横丁の各店舗をまとめました。
手土産からランチ、ディナーにおかず、かわいいボタンまで、おかず横丁の最新情報をお届けします。
目次
①おかず横丁「老舗の手土産&おかず編」
まずは、手土産にも喜ばれるグルメ商品を扱う老舗のお店をご紹介します。
老舗和菓子司「港家」
昭和6年創業の和菓子店「港家」。
夏はかき氷が大人気で、地元民に愛されるお店。手頃な値段で本格的なかき氷が食べられます。
そして、店主が作る和菓子は、お持たせにも今日のおやつにもおすすめ。
焼豚専門店「松屋」
東京土産としても激しくおすすめしたい「松屋」の焼豚。
毎週土曜日のみ営業の超人気店、ここの焼豚は並んでも食べたいおいしさです。
今夜のおかずに、明日のランチにいかが?
「郡司味噌漬物店」
昭和の時代に迷い込んでしまったような店構えの「郡司味噌漬物店」。
専門店で味噌を選んで買う楽しさは、この時代なかなか体験できません。
そして、あらためて味噌のおいしさに気づくはず。
いつもの味噌料理がひと味ちがうものになりますよ。もちろん手土産にもおすすめです。
シベリア抑留経験から誕生!天然醸造の美味しさを伝える名店「郡司味噌漬物店」お茶と海苔「老舗 大佐和」
170年の歴史あるお茶屋さん「老舗 大佐和」。
レトロなパッケージがかわいいお茶は、気軽な東京土産におすすめ。
また、こちらで販売している高級焼海苔が絶品。1度体験するとスーパーで売っているものに戻れなくなるというとんでもない美味しさです。まずはおにぎりサイズをどうぞ。
明治時代から続く「魚米」
ごはんさえ炊けば、帰ってすぐに食事にありつける。
おかず横丁の全盛期を知っている鮮魚店「魚米」。
鮮魚はもちろん、買って帰ればすぐに食べられる刺身や焼き魚を販売しています。昔ながらの商店街の風景が、ここにあります。
②おかず横丁「飲食店&グルメ編」
おかず横丁には、全国的に有名な「まめぞ」を始め、わざわざ食べに行きたい飲食店も沢山あります。
ランチもディナーも。商店街グルメを味わおう。
『孤独のグルメ』に登場、必食「まめぞ」のカツサンド
おかず横丁のちいさな居酒や「まめぞ」は、『孤独のグルメ』に登場した有名店。
東京駅周辺のビジネスマンも訪れる人気店の名物は、カツサンド。
ボリュームたっぷりのランチメニューも1度は食べにいきたい。
土鍋ご飯と野菜を楽しむ「味農家」
野菜メインの料理を得意とし、食材1つ1つの美味しさを体験できる「味農家」。
日替わりランチのごはんは、炊き立ての土鍋で提供されます。
ヘルシーで大満足のランチタイムが待っています。
1度は味わいたい、素材が良すぎる「ONE FACTORY/ワンファクトリー」の韓国料理
韓国大好きな筆者が「ここの韓国チキンが一番おいしい」と認めた、「ワンファクトリー」。
韓国と日本の調理師免許を持つ韓国人オーナーが、大山鶏をさばいて作る韓国チキンは、それはもう、絶対に最高に美味しい。
素材にこだわった、カンジャンセウやキンパも絶品。
1度は体験したら、その美味しさに驚くはず。
高コスパの食べ放題&セルフ飲み放題が楽しい「ホルモン焼肉ワイガヤ」
おかず横丁の端っこにあるホルモン焼肉店「ワイガヤ」。
黒毛和牛を1頭買いしているため、美味しいお肉をお安く提供しています。ホルモン食べ放題はなんと、60分2,100円(税抜)!
ドリンクは楽しいセルフ飲み放題&韓国スタイルのセルフ冷蔵庫。おひとり様も入りやすいお店です。
③おかず横丁「ものづくり編」
おかず横丁でグルメを楽しんだら、最後は浅草橋が得意とするものづくりのお店を紹介します。
くるみボタン専門店「MiSuZuYa」
国内でも珍しいくるみボタン専門店「MiSuZuYa」。
ここは、手芸好きにはたまらないお店。1つ1つが小さなアート作品のようで、選ぶだけでワクワクします。
予約なしでくるみボタンやボタンアクセサリーを作れるので、サクッとハンドクラフトが楽しめます。
東京の下町をたのしむなら鳥越「おかず横丁」へ
失われつつある昭和の風景がそのまま残る「おかず横丁」。
建物を見るだけでもここを訪れる価値があります。
ランチやディナータイムにふらりと立ち寄って、レトロな商店街を体験してみませんか。
撮影・文:UKOARA